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舞うように。
艶やかに。
そう、俺を魅了するように。
暗い闇の中で踊る。
ここはまるでダンスホール。
さぁ踊ろう。
惑わしてくれ。
逸らさないでくれ。
儚い時間が終わらぬように。
ほら、こんなにも俺は君に惹き付けられてしまった。
罠にかかったのは俺だろう?
囚われてもかまわないと思ってしまったのさ。
ひらひらと、俺を魅了するように君は舞う。
闇のダンスホールで。
何も見えない日々に、俺は何を感じただろう。
その心は今も謎のままで。
成長してるだろうか。
あの頃と何も変わっちゃいないんじゃないか。
自分では分からないだけだよ。
そう貴方は俺に微笑みまた先へと進んでしまう。
追いつきたくて、頑張った。
差は埋まる訳も無いけれど、少しでも貴方に近づきたくて。
急いだって、良い事は無い。
そう言ってどんどん進んで行っちゃう貴方。
置いて行かないで。ひとりは、いやなんだ。
今はもうそんな事無いけれど。
でも、諦めた訳じゃないんだ。
俺の前をずっと歩いていて欲しいと思う。
だって俺はその背中に追いつくのが目標だから。
追いかけるのが楽しいんだ。
ただ、時々でいいから振り向いて笑って?
そしたら俺は、また貴方達の所へと走るから。
今日も、明日も、明後日も。
また今まで通りに、よろしくね。
辛いとか、苦しいとか、もう、いらないのに。
これから逃れることしか考えていないはずなのに。
どうして、また、繰り返す?
必要だから?
成長する為には、苦しい事とか、辛い事とか必要だから?
あぁ、そうか。
仕方が無いんだ。
もう嫌だと思って、あの場所に居たくなくてここに来たのに。
また、繰り返しなんだ。
頑張れって言って欲しい訳じゃない。
叱って欲しい訳じゃない。
私は一人でも大丈夫なんて思わないけど、一人でいたい時が多い。
我儘。
追い詰めろ?
自分を?
嫌。
疲れた。
疲れた?
疲れた。
いつかは、報われるかな。
また、この季節がやってきた。
さぁ今年は何をしよう。
ふわり、と微笑む君はまたすぐにどこかへ行ってしまいそうで。
夢だと錯覚してしまいそうだ。
この花弁をつかめたら
夢じゃないと思えるだろうから
少しだけ、俺はまた手を伸ばす。
あ、
ほら。
またこの季節がやってきた。
夢をみせて。
言葉なんて今はいらないわ。
この世界の絶望を知った今、私は何にでもなれるのよ。
我儘でいいかしら?
雨の音が、冷たいわね。
貴方と約束を交わした日もこんな雨だった気がするわ。
その記憶さえも今はうっすらとしか無いけれど。
あんなに大切だと思ってた日々は、意外とそうでも無かったみたいで。
脆く壊れやすかったモノを、大切にしすぎたわ。
Shelterなんていらなかったの。
壁なんて壊せば良かった。
ねえ、甘い夢を見させてよ。
悪夢でかまわないから。
夢の中で愛された私にまた会えるかしら。
夢の中で殺された私にまた会えるかしら。
極めて曖昧な記憶を辿って夢の続きを捜すわ。